ノエルナイトにマシュマロベッド

短編集概要

本シナリオはシナリオ2本がセットになったプチシナリオ集である。
本シナリオに収録されているのは以下の2本だ。

「ノエルの夢は目覚めない」シナリオ概要

「あなたが起こす、奇跡の話」

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :ひとり +KP側NPC(以下KPC)とのタイマン形式
形式    :知らない人物との邂逅と別れ、RP・探索どちらも重視、一本道
舞台    :現代日本想定 ただし、人物名などを変更して他の国などで回すことも可能
推奨技能  :目星、図書館、聞き耳 ただし、推奨技能に関しては代用を可能とするため、必須ではない
探索者   :子供と仲良く遊べるような人間を推奨する

❏ あらすじ

あと数日でクリスマスを迎える、とある冬。
KPCが急に仕事ないしはなにがしかの理由で、少し遠出をしなければならなくなった、とあなたに伝えてきた。
しかし、クリスマスには戻ってくるとあなたに告げることだろう。

「ミニチュアハウス型の小物入れ……みたいな感じのが売っててね。引き出しがついてるんだよね」
「だから手作りアドベントカレンダーみたいなやつ、作ってみたんだ」

そういって彼が渡してきたのは、ひとつの大きな木製の箱――のようなものだ。
中はまるでミニチュアハウスのようなイラストが描かれている。引き出しのようなものが5つついていることがわかった。

「またクリスマスに会おうね、(探索者)」

そういって彼は出かけていくことだろう。

その日の夜、あなたはなんとなく、彼からもらったアドベントカレンダーの引き出しを開けた。
その瞬間、視界が暗転する。一瞬の暗闇の後、あなたは「知らない家」の玄関先に立っていた。
周囲を見渡す。なんとなく、その光景に見覚えがあった。
少しだけ思考をめぐらせた後、あなたは気が付くだろう。
それは――アドベントカレンダーである、ミニチュアハウスの中なのだとあなたは確信する。

なぜ自分はここにいるのだろうか。
そんなことを考えていたときだ。
ひとりの少女があなたに話しかけ、そしていたずらっぽくあなたに笑いかけた。

「ねえ、このカレンダーの中身がほしかったら、私と遊んでよ!」
「遊んでくれなきゃこの中身、ぜーんぶ隠しちゃうんだから!」

彼女は猫のような瞳を細め、あなたにそう笑いかけた。

これは、彼女とあなたの、クリスマスまでの数日の夢であり。
あなたとKPCの、クリスマスまでのちょっとした騒動の物語である。


■シナリオについて
季節:クリスマスを想定 ただし改変は可能とする

備考:本シナリオはKP側NPCとのタイマン形式となるが、導入およびエンディングでのみしかKPCと対面しないということに注意すること。それ以外は基本的には電話などでの会話となる。
詳しくはあらすじに記載してあるため、確認すると良い。
また、本シナリオはKP側が準備することが少し多いシナリオとなっている。そのため、KPは事前にKP向け概要に記載のある「KPの準備」の項目を参照して準備を行うと良いだろう。


読み:のえるのゆめはめざめない

「ラズベリーブラッド・マシュマロベッド」シナリオ概要

「たべてもいいよ、あなたなら」

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :ひとり KP側NPC(以下KPCと記載)とのタイマン形式のシナリオ
形式    :SAN回復シナリオ 吸血またはキス、RP重視、クローズドシナリオ
舞台    :現代日本想定 ただし、基本的にクローズド空間であるため改変は可能
推奨技能  :目星
準推奨技能 :図書館、聞き耳

❏ あらすじ

あなたたちは、とある街にあるホテルに泊まることとなった。理由は様々だったが、とにかくさびれたホテルに泊まることになったのだ。
あなたたち以外に、宿泊客はいなかった。

そして眠りにつき……目を覚ます。見知らぬ場所だった。
あなたはいつも通りの服装――私服など、動きやすい恰好が望ましい――でその部屋の中にいた。
どうやらKPCも一緒にいるらしい。
なんだか酷く不可思議な、甘い香りがする。
その香りを辿っていけば……あなたの隣のKPCからしているようだ。
ふわふわと甘い色合いの空間。全体的に空気は甘く、特にKPCから漂ってくる空気は毒のように甘ったるい。
――何故か、妙に腹が減った。


■シナリオについて
探索者、KPCともに仲が良く、相手を助けられるような関係であることを前提としてシナリオは記載している。
同じホテルに宿泊出来る程度の関係性であり、お互いが助け合えるのであれば関係性は問わない。
しかし、どのような関係でもシナリオ中にキスまたは吸血行為に類する行動は必ず取ることになる。
また、本シナリオはSAN値回復用のシナリオとなる。SAN値に関しては一桁台の探索者は非推奨となる。
※これに関しては、KPの裁量・改変次第で可能とする。


読み:らずべりーぶらっど・ましゅまろべっど

作者様(SHOP名):夜麻猫書房