春を呪うひとへ

 どうか青春などという汚れた言葉で、
 ぼくたちのあの日を語ってくれるな。

シナリオ概要

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :1~2人
プレイ時間 :2~3時間
探索者   :探索者は27~28歳です。高校を卒業してから10年の月日が流れています。現在の職業や所在地については問いません。
 高校時代、探索者にはかけがえのない友人がいました。3年という短い間でしたが、皆さんにとってはかけがえのない時間だったかと思います。友人と過ごした時間を、彼と作った思い出を考えておいてくだされば幸いです。

❏ あらすじ

 高校生活。思い返せば、色んなことがあった。

 文化祭、体育祭、球技大会、それぞれの部活動……どんなことでも頑張っていた奴らはいつも眩しくて、そこだけどこか明るかったような気すらしてくる。

 自分だってずっと暗がりにいたわけじゃない。一つ一つ思い返せば、輝いていた頃の記憶が蘇ってくるだろう。事実、自分たちの高校生活は楽しいものだったと思う。

 ……けれど、違う。そうじゃない。この感情をまっすぐに表せる言葉はないし、誰かに分かってもらえる気もしない。自分たちの心の中には、3年間の思い出を精一杯掻き集めたって照らせない暗がりがあるのだ。

 覚えているか。

 僕たちは、私たちは覚えている。

 高校を卒業してから10年。今、探索者たちは何を思い、どう生きてゆくのか。ごくつぶしが送る“あの日”の物語。

 どうか青春などという汚れた言葉で、
 ぼくたちのあの日を語ってくれるな。


読み:はるをのろうひとへ

作者様(SHOP名):めじろ通信社