君が為のビトレイアル

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2040年2月。
革新が起きた日本政府による抗神組織「SDT」には新たな風が吹いていた。
神鎮めの儀式、たった一人のつかわしめ。
水面下で極秘任務が動き出す———。

抗え。
この不条理な世界に、残酷な真実に。
救え。
仲間の意志を、この世の命を。

抗いたいのであれば、守りたいのであれば、
世界に自らの意志を示してみせろ。

抗神組織×戦闘×バディ×秘匿2PL

シナリオ概要

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :2人
プレイ時間 :ボイセ17~20時間(RPによっては伸びる)
形式    :秘匿HO制
舞台    :現代日本(2040年冬)(※年を等しくずらして調整することは可能)
推奨技能  :<目星><回避><戦闘技能(公開HOに記載有)>
準推奨技能 :<図書館><聞き耳>
ロスト率  :中~高
探索者   :エニサグ継続探索者 or 条件を満たす継続探索者
(①それぞれのHOに記載された技能を持つ
 ②神話的事象に遭遇したことがある)

❏ あらすじ

時は2040年———。
様々なものが移ろい行くこの時代、表社会に出ない脅威も増え続けていた。神話的脅威に対抗するため日本政府によって設立された特殊部隊、『Special Deicide Team』通称SDTは世間には公表されていない部隊であり、全てが国によって秘匿されている。

2040年2月。
あなたたちは己の信念を持って、元からの所属先としてあるいは一時的に、SDTとして互いの背中を預けながら、日本を神話的存在から守ることになる。

極秘任務として護衛を任された対象は、武力など持たぬただの少女だった。
神を鎮めるつかわしめだという点を除くのであれば———。

❏ HO

あなたたちは、本シナリオにおいてSDTの隊員として行動する。
その目的はただ一つ、神話的事象からこの国を、多くの国民を守ることだ。

HO1 【抗う探索者】
:あなたは抗いたい。この不条理な世界に、残酷な真実に。

〈必須技能〉近接戦武器技能

HO2 【救う探索者】
:あなたは失いたくない。仲間の意志を、この世の命を。

〈必須技能〉遠距離武器技能(拳銃やライフルなど)


■シナリオについて
注意:非道徳的、非倫理的、非人道的な事象、描写有/薬物/グロテスクな表現有/後味の悪いEND有/神話生物、呪文の独自解釈/オリジナルのアイテム、呪文/確定ロストNPC有

略称:君レイ

❚組織について
▷SDT(Special Deicide Team)
 日本の特殊部隊。独立機動隊とも。警察に属しているSAT(Special Assault Team)に似たような立ち位置で始めは設立された。しかし、その特殊性や警察内部では収まり切れない活動の幅から、国の特殊機動隊として警察の下に配置こそされているものの、事実上独立した部隊となった。
 世間には公表されていない部隊であり、全てが国によって秘匿される。部隊員の個人情報は公安並みに厳重に管理されている。

 本部は東京西部の山側にあり、民間人には国の施設だと濁されているのみで基本的に立ち入ることはできない。
 NPCの名前は全てSDTの活動のためのコードネームである。和名である必要はないものの、組織の伝統として「バディのペアとなった者に縁のある色や花などの名前をつける」というものがあった。(例:「浅葱」というコードネームを持つ者の髪の色が臙脂色で、「臙脂」というコードネームを持つ者の目の色が浅葱色。)
お互いにお互いの縁のある名を持つということには、「自分が死んでも相手の一部となって世界に跡を残す」という意味と「相手に死なれても自分の名として残ること」という二重の理由で「死んでも一人ではない」という意味がある。

 他シナリオ継続探索者の場合、シナリオ開始前にコードネームを決定する必要があるが、改革によりコードネームの名付け方はお互いの特徴に限らず自由となった。事前にPL同士で相談してもよいし、一人で決めても構わない。(※本名以外のコードネームが先にある場合はそちらでも可能)
 服装に関しては自由。NPCの衣装を参考にしても、自分で一から決めても構わない。

 周りの警察や公安、自衛隊などからは「頭のおかしい奴ら」と位置付けられている。その殉職率の高さ、事件の規模の大きさやそんな中でも生き残って帰って来る者がいるSDTのことを「死神部隊」と呼ぶ者も。
 入隊理由や境遇などのワケアリも多い。

 彼らの目的はただ一つ。なるべく多くの人類を守ることだ。

❚直前に起きた改革
 度重なる部隊の消耗と、増え続ける脅威への対処の為、抗神組織「SDT」は増員を掲げた改革を行うこととなる。シナリオ開始は、その直後からだ。
 警察関係者や自衛隊関係者など、神話的事象に遭遇したことのある人間をスカウトし隊員として迎え、多くの人間が新たな隊員となった。
 通常であれば入った時点で命を捧げることが義務付けられ一時的な所属は認められない。しかし、今回の改革により一時的な所属が認められるようになった。
 コードネームの名付けに関しても、前からの伝統を取っ払って自由につけていいとした。

 また、SDTが独自に行っていた研究の飛躍的な進歩により、隊員を支えるカプセルが開発された。改革と共に隊員に配布されるようになったそれは、日々の任務での隊員の生還率をじわじわとあげている。

 SDTに元から所属していたのか、それとも改革により迎え入れられたのか———。
 どちらにせよ、あなたはSDT隊員として国を冒涜的で凶悪な存在から守ることになる。

❚カプセルSNB
 改革を機にSDT内で運用されるようになったカプセル錠剤の新薬。費用対効果が高く、副作用に関しても容認して使用する者が多い。

・原則一日一回まで。二回使用も可能だがなるべく避けること。
・服用すれば、即座にHPが+1d3+2される。(HPが既に満タンでも上限を超えて強化される)その代わり副作用として、SAN値が-1される。
・運用開始直後であるため、使用した場合は端末内のアプリで報告をすること。(ワンボタンでできるため苦にはならないだろう。)


読み:きみがためのびとれいある

作者様(SHOP名):kiriの書斎