パトグラフィーの方程式

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天才と狂人は紙一重である。

シナリオ概要

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :2PL(もしくはKPとのタイマン)
プレイ時間 :7時間程度
形式    :秀才が天才の狂気にめちゃくちゃにされるシナリオ
推奨技能  :芸術 演技(演劇)

❏ あらすじ

高校三年生の春、海外の大学からHO1のクラスに転校生、HO2がやって来る。HO2はHO1と同じ舞台で生きていた。それまでHO1のものだった賞賛の声は、この日を堺にHO2のものへと変わってしまう。
だが、次第にHO2の様子がおかしくなっていき、人々はHO2を避けはじめた。

ただひとり、HO1を除いて。

❏ HO

探索者たちは共通の分野において、様々な成績を残し、賞賛されている。
また事前秘匿はないが、本編中に秘匿が発生する。

※タイマンの場合、KPCはどちらでも構わない。
※芸術の技能値は職業P、興味Pのどちらで取得しても構わない。

HO1:秀才
:貴方は秀でた才能を持っている。

・INTの値は18固定。
・共通の分野である芸術の値は80を上限とする。
・POWの値をを1d6+12で決定する。

探索者は健全な精神、健康な肉体を持っている。友人も多く、家族関係で揉めていることもない。学校での評判も高く、大学の進路も決まっている。
ただ、あと一年、自分より才能のあるHO1と共に過ごさなくてはならない環境に誰よりも苦悩している。

!:こんなPLにおすすめ
妬み嫉みのRPをしたい。激重感情を抱くのが得意。苦労人が似合っている。

HO2:天才
:貴方は恵まれた才能を持っている。

・INTを2d2+17で決定する。
・共通の分野である芸術の値は95で固定とする。
・POWの値は上限を9とする。

探索者は重い精神疾患を患っている。それ故に友人はおろか、家族関係も良好ではない。治療を目的として日本にひとりで帰国したが、ろくに通院できていない。
現状をどう生きればいいのか苦悩している。

!:こんなPLにおすすめ
孤高の天才RPがしたい。激重感情を向けられる方が似合っている。


■シナリオについて
【※注意※】
このシナリオは精神疾患や障害を取り扱っているため、症状の描写があります。
実在する病名などは出てきませんが、そういったものがフィクションでも苦手な場合、プレイしないことをおすすめします。

■共通の分野

シナリオ中、探索者たちはミュージカルを披露することになる。
以下の芸術的な分野で取得すること。似たような分野であり、KPがシナリオを読んで問題ないと判断した場合は、もちろんそれ以外でも良い。

・演技(演劇)
・歌 (オペラなどミュージカルに関係するもの)

また共通の部活ではなく、学科に入ることになっている。私立のエリート校であり、探索者の所属する学科も全学年で100人以上在籍している。

■探索者作成にあたり

このシナリオはPLがどれだけ探索者の設定を積むかによって楽しむ舞台である。もちろん軽い設定だけでも構わないが、事前に渡されるHOは上記のものしかない。
本編中に発生する秘匿は探索者のRPに刺激を与えるが、設定をこちらから与えるものではないからだ。
KP、PLともに相談し、自分たちだけの関係性を紡ぐことを楽しんでほしい。


HO1がHO2と行動をともにする理由などは本編が開始すると動機づけられるため、無理に一緒にいようとする設定は作らないくても良い。
またPvPを想定したシナリオではないため、攻撃的な性格は推奨されない。

■NPCについて

NPC1がHO1、NPC2がHO2と主に関わりを持つことになるが、深い関係になることはない。あくまで探索者に行動を促したり、考えるキッカケを与えるための舞台装置である。

■備考

・コンセプト
天才と秀才の出会い、葛藤を楽しむ。生還したら継続に行っていろいろ進展させたい。という人にオススメです。
またシナリオ中、真相に迫る。というよりも天才は狂気を、秀才はそれに侵される。というRPを楽しむものなので、探索はほとんどありません。

・個別イベント
前半中半HO2、後半HO1。というバランスです。

・ロスト
確率は低いですが、しようと思えばできる。探索者の性格、PLの意向によって振れ幅が大きいシナリオのため、相談しつつロールしてください。


読み:ぱとぐらふぃーのほうていしき

作者様(SHOP名):二乗機関