この世界に君を繋ぐただひとつの方法

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名前を呼んで、身体に触れて、

それを君が生きている証明にした。

要素:口癖×手癖×存在証明

シナリオ概要

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :2人/タイマン
プレイ時間 :4~7時間(ボイセ)
推奨技能  :探索技能
ロスト率  :有
探索者   :新規継続不問/継続探索者推奨

❏ あらすじ

名前を呼ぶこと。手を繋ぐこと。それは、誰もが当たり前に交わしている、何気ない日常の一場面だ。

相手がそこにいると確かめるために、隣にいる大切な人へ声を掛け、何気なく手を伸ばす。その行為に理由を求める人は、きっといないだろう。
けれど、ある日を境に、その当たり前は少しずつ形を変え始める。ほんの一瞬だけ、隣にいるはずの相手を見失うような違和感が胸をよぎるようになった。

そして、その違和感はやがて日常へ静かに溶け込みながら、確かな異変としてあなたたちを蝕んでいく。

世界があなたを忘れても、たった一人だけはあなたを覚えている。
その事実を信じられるのなら、あなたは最後に何を選ぶだろうか。

❏ HO

HO1 口癖
:あなたはHO手癖の名前が口癖である。
あなたは人の名前を呼ぶことで相手の存在を確かにしている。

HO2 手癖
:あなたはHO口癖に触れる癖がある。
あなたは触れることで相手の存在を確かにしている。


■シナリオについて
ポットラックパーティ2026 参加作品

その他:RP重視/お互いが大切だと思える関係性が好ましい。HO制だが各々の役割が違うだけであり事前情報のようなものである。セッション開始後に秘匿する必要は一切ない。

略称は「せつなぐ」です。

〇注意事項
・神話生物・神話事象に対する独自解釈有。
・「存在」をテーマとしており、記憶や認識の変化など、心理的な描写を多く含む。
・探索者同士の関係性がシナリオの根幹であり、愛情、友情、信頼、執着など、相手を強く想う関係性を前提とした描写が多く含まれる。対人に苦手があるPL は参加非推奨。
・シナリオ進行上、探索者の行動や選択が制限・誘導される場面有。
・エンディングによっては、継続探索者に後遺症・ロスト・特殊な結末が発生する可能性がある。

○KPへ
本シナリオは、「繋ぐ」物語である。誰かの名前を呼び、誰かへ手を伸ばし、細い糸を結び続けるものだ。
故に、この物語を回すKPにも、一つだけ繋いでほしいものがある。それは、PLの心だ。
このシナリオには、苦しい描写が多く含まれている。探索者の糸は何度も引き裂かれ、結び直され、そのたびに世界との繋がりを試される。
その糸は探索者だけのものであり、PLの糸まで千切ってはいけない。
セッションが始まる前に、PLがどんな糸を持っているのか知ってほしい。苦手な描写はないか、この物語を最後まで織り切れる状態なのか、ちゃんと確かめてほしい。そして、セッション中もその糸が擦り切れていないか、ときどき目を向けてあげてほしい。
探索者の糸が千切れることはあっても、PLとKPを繋ぐ糸だけは、どうか最後まで手放さないでほしい。

○PLへ
人はそれぞれ違う色の糸である。
あなたの隣のその糸は、あなたとは違う人生を歩み、違う世界を見てきたはずだ。その違いは、物語の中でときにすれ違いになり、ときに支えになり、やがて一人では決して織ることのできない一枚の布を形作っていくはずだ。だからどうか、相手の糸を千切らないでいて。
あなたたちが織り上げた布は、きっと誰とも同じにはならない。
あなたたちだけの布を、どうかここで織りあげてほしい。


読み:このせかいにきみをつなぐただひとつのほうほう

作者様(SHOP名):おやすみのお部屋