「愛する人が、死んでいれば、好きな服を着せられることに気づいた」
――――お人形遊びでめくるめく。
シナリオ概要
システム :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :1PL
プレイ時間 :3~4時間
形式 :クローズド
舞台 :ほの暗い密室
推奨技能 :無し
ロスト率 :PC(低) / KPC(済)
探索者 :新規・継続可
❏ あらすじ
あなたにまず問いかけます。
人はなぜ死ぬと思いますか?
生を止めたとき。
呼吸を止めたとき。
眠ることを止めたとき。
食べることを止めたとき。
愛を失ったとき。
尊厳を失ったとき。
哲学も思考すればきりがございません。
それでも人が望む答えを持つのであれば、そこに確かに回答が存在するのでしょう。
それこそ……十人十色。
それを理解するときとは。
何かのきっかけが。
人生を通過したときに。
何かを終えたときに。
解るのかもしれません。
それでは、ここにいるおひとり様と、ひとつ……いいえ、いいえ、失礼いたしました。
おひとり様と、おひとり様。
始めましょう。
カーテンコール後の蛇足を。
❏ HO
HO:華(探索者)
:あなたは飾り続ける
あなたは最愛の人を失いました。
気が狂い正気を失おうと、あなたはその冷たい手を離すことができなかったのです。
だからあなたは、暗い箱庭の中で、今日も物言わぬ『それ』に服を着せ続けるのでしょう。
亡骸になっているから。なんでもできることに気づいてしまいましたから。
楽しかった日々の記憶を、かつての温もりを、もう一度その身に縫い付けるように。
罪の意識など消え去り、ただ欲望のままに。
HO:屍(KPC)
:あなたは拒めない
あなたは既に命を落としております。
鼓動は止まり、声は失われ、ただ重力に従うだけの冷たい抜け殻でございます。
けれど、あなたを愛する者は決してあなたを手放そうとはいたしませんでした。
狂気と絶望に閉ざされた密室で、その人の思い出の中で。その人の欲望の中で。
応えることもできず。止めることもできません。
ただ、飾られ続けているのです。
それでも、あなたは愛されております。
この世界で最も痛ましく、美しい『華』として咲き誇るのです。
あなたに、既に人権などあるはずもないのです。断る権利すら持ち合わせておりません。
■シナリオについて
■略称 :かばね、屍華(かばな)
■特記事項 :R15指定
KPC生還時、特殊設定付与
既に死亡しているKPCでの参加可能
読み:かばねにはなをさかせましょう
作者様(SHOP名):犬小屋スタジオ

