春霞を渡る。君に触れる。

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KPCは静かに目を伏せた。
風にゆらめくカーテンと、花の触れ合うさらさらとした音だけが鳴っている。
きゅっと結ばれた彼の唇がおそるおそる開かれた。

「これは俺の夢だ。俺にとって都合のいい、夢」

言葉だけが、少し季節から遅れていた。

シナリオ概要

システム  :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :タイマン(継続推奨)
プレイ時間 :1〜2h
後遺症   :後遺症の可能性アリ
ロスト率  :なし
推奨KPC:PCへの愛を沢山抱えている/PCに気持ちを伝えられないでいる
推奨PC:KPCを放っておけない/必要に迫られれば、KPCとキスできる

❏ あらすじ

夕暮れの執務室。
最近体調の優れないKPCの残業に付き合っていたPCは、不思議な体験をする。

どさり、と音がした。
視線の先に、もうKPCの姿はない。
重たい瞑色の空が、ゆっくりとPCの意識を覆っていく。

――次に目を覚ました時。
PCは、見知らぬ部屋のベッドに横たわっていた。
隣に居るKPCは、PCを愛おしげに見つめている。
窓の外。春風に、淡紫の花簾がほのかに揺れていた。


■シナリオについて
備考:ほぼ確定でキスをします。


読み:はるがすみをわたる。きみにふれる。

作者様(SHOP名):ヤマモト産地