ここ過ぎて曲節の悩みのむれに、
ここ過ぎて官能の愉楽のそのに、
ここ過ぎて神経のにがき魔睡に。
(北原白秋著『邪宗門』より『邪宗門扉銘』)
シナリオ概要
システム :クトゥルフ神話TRPG(第6版)
プレイ人数 :2PL公開HO制(タイマン改編可)
プレイ時間 :ボイスセッションで4~5時間
舞台 :現代日本、神田神保町
推奨技能 :目星、図書館、知識、高SAN
準推奨技能 :古書修復系技能(DEX*3で代用可)
ロスト率 :中
❏ あらすじ
古書の聖地、神田神保町。
そこで書と共に日々を営む貴方がたは奇妙な依頼を請け、古きオペラの台本を探して街じゅうを駆け回ることになる。
鋭く、甘く、圧しつぶさんとする狂気のなかを。
耳朶を噛むは揺蕩うやわらかく、あまやかな、幽かなる旋律。
頬を撫ぜるはページを捲る盲いた指の絶え間ないけいれん。
懐かしくも遠い湿ったバニラの薫りと共に、おぞましき幻夢は貴方がたを迎え入れんとくちを開く。
❏ HO
HO1
:貴方は神田神保町に古書店を構えている。ないし、それに準ずる職に就いている。
HO2
:貴方は神田神保町を中心にせどりを行っている。ないし、それに準ずる職に就いている。
【補足】
・せどり屋…古書業界で使われている「せどり」は、業者間の「競り」から来た言葉で「競取り」と書く。古書店などで安く売っている本を買い、他の古書店などに高く売って利ざやを稼ぐ職である。同業者の店頭から高値で転売する事を目的に「抜き買い」するため、せどり行為は業界内では嫌われる。(Wikipediaより引用)
・稀覯本/稀覯書…貴重な書物。ものによっては高級車ほどの価格がつくことがある。
■シナリオについて
❘❚ 備考
・神話生物、呪文の独自解釈を含む
・本シナリオでは独自技能〈古書知識〉を図書館と知識の組み合わせロールで判定する
・北原白秋著『邪宗門』等からインスピレーションを受けた箇所があるため、引用やオマージュが含まれる
・実在店舗をモチーフとした箇所がございます。どうかそちらにご迷惑がかからぬよう、なにとぞご配慮をお願い致します。
読み:ねがうはひきょく、まつはますい
作者様(SHOP名):白河夜堂

